【Python】プログラミングの基本|四則演算・データ型
Pythonにおけるプログラミングの基本を解説します。
最初のうちは主に文法の説明です。
忘れてしまったらこのブログを確認してみてください!!
はじめに
このブログではJupyter Notebookを使います。
ダウンロードの仕方や、使い方はこちらのブログから↓
四則演算
まずは、四則演算の実行方法を説明します。
画面に合わせて四角で『 In [ ] 』と書かれた入力行を表すことにします。
足し算
11 + 1
以下のような結果になります。
12
引き算
引き算はマイナス『 – 』記号を使います。
15 - 2
以下のような結果になります。
13
掛け算
次は掛け算です。アスタリスク『 * 』を使います。
12 * 3
以下のような結果になります。
16
累乗
累乗を計算する時はアスタリスクを重ねます『 ** 』。
12 * 3
以下のような結果になります。
2の3乗なので、2×2×2=8となります
16
割り算
割り算はスラッシュ2本『 // 』を使います。
17 // 3
以下のような結果になります。
12
【注意】「『 / 』(一つだけ)になってしまうと小数点がついてしまいます
16 / 3
以下のような結果になります。
12.0
コメントの書き方
シャープ記号『 # 』を行の頭に付けると、その行はコメント行として扱われます。
1# comment
コメント行はただのコメントなので実行しても結果は出ません。
データ型
Pythonにはいくつかのデータ型があります
文字列型
カテゴリ名称などはこの型で表されます。
シングルクォーテーション『 ‘ ‘ 』またはダブルクォーテーション『 ” ” 』で囲みます。Pythonの場合、どちらを使っても大丈夫なのですが、使い分けは統一した方がいいです。
1"A"
type関数を使うと、型の名称を出力することができます。
1type("A")
以下のような結果になります。
1str
strはStringの略で、文字列型であることを示しています。
数値型
数値型には、整数型と浮動小数型の二種類があります。小数点以下があるかないかの違いです。
整数型はint型とも呼ばれます。
1type(1)
以下のような結果になります。
1int
浮動小数型はfloatと呼ばれます。
1type(2.4)
以下のような結果になります。
1float
ブール型
正解ならばTrue、間違っていればFalseといった正誤を表すデータをブール型と呼びます。大文字・小文字に気をつけて入力します。
1type(True)
以下のような結果になります。
1bool
エラー
異なる変数型で演算しようとするとエラーになることがあります。
1"A" + 1
以下のような結果になります。
1
2---------------------------------------------------------------------------
3TypeError Traceback (most recent call last)
4Cell In[3], line 1
5----> 1 "A" + 1
6
7TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
結果: TypeError
比較演算子
比較演算子の一覧と使い方
Pythonの比較演算子は、二つの値を比較し、その結果として真(True)または偽(False)を返します。以下は、主要な比較演算子の一覧です:
==
: 等しい!=
: 等しくない>
: より大きい<
: より小さい>=
: 以上<=
: 以下
これらの演算子を使用して、数値や文字列などを比較することができます。
正しい場合はTrue、正しくない場合はFalseが返ります。
1a = 10
2b = 20
3
4print(a == b) # False
5print(a != b) # True
6print(a > b) # False
7print(a < b) # True
8print(a >= b) # False
9print(a <= b) # True
まとめ
この記事では、Pythonプログラミングの基本について説明しました。
Jupyter Notebookを使いながら、これらの基本的な概念をしっかりと理解しましょう。プログラミングの基礎をマスターすることが、より高度なコーディングやデータ分析に進むための第一歩です。