Java Bronze資格対策|Java SE EE MEの特徴
こんにちは!Palmです。
Java Bronzeという資格に向けての学習していこうかと思います。
前回はJavaの基本的な流れについて勉強しましたが、今回はエディション(版)について勉強していこうかと思います。
このブログに向いている人
- Javaを初めて学ぶ
- 基本を復習したい
Java Bronze資格とは
Java Bronze資格(正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE」)は、Oracleが提供するJavaプログラミングに関する初級資格です。この資格は、Javaの基本的な知識とスキルを証明するものであり、これからJavaプログラミングを学び始める人や、基本をしっかり押さえたい人に適しています。
Javaのエディション
今日はJavaのエディションを学習していこうかと思います!
Javaは1995年にSun Microsystemsによって開発され、現在はOracleが管理しています。
前回のブログです、プログラムの流れを知りたいかたはぜひ!
Java には用途に応じて、Java SE、Java EE、Java MEの3つのエディションが用意されています。
Java SE(Standard Edition)の特徴
Java SE(Standard Edition)は、Javaプラットフォームの基本的なエディションで、汎用的なプログラムの開発に必要な機能を提供します。Java SEは、デスクトップアプリケーション、サーバーアプリケーション、モバイルアプリケーションなど、さまざまな種類のアプリケーションを開発するための基盤を提供します。
Java仮想マシン(JVM)
- プラットフォームの独立性: JVMはJavaプログラムを実行する仮想マシンであり、異なるオペレーティングシステム上で同じプログラムを実行できます。これにより、Javaは「一度書けば、どこでも動く」特性を持ちます。
- メモリ管理: JVMはガベージコレクションを通じてメモリ管理を自動化し、開発者はメモリ管理の詳細を気にせずに済みます。
- セキュリティ: JVMはサンドボックス環境を提供し、Javaプログラムがシステムリソースに直接アクセスすることを制限することで、セキュリティを強化します。
標準クラスライブラリ
- 基本ライブラリ: コレクションフレームワーク、I/O操作、ユーティリティクラスなど、基本的なプログラミング機能を提供します。
- 統合ライブラリ: データベース接続、ネットワーク通信、XML処理など、応用的なプログラミング機能を提供します。
- ユーザーインタフェースライブラリ: GUIアプリケーションの構築に必要なJavaFXやSwingを提供します。
パッケージ
- JREはJava Runtime Environmentの略で、Java プログラムの実行に必要なライブラリ、JVM、その他必要なコンポネートをまとめて提供しています。
- JDKはJava Development Kitの略で、JREに加えて開発に必要なコンパイラやデバッガ、各種開発ツールが含まれています。
Java SEは、さまざまな種類のアプリケーションを開発するための基盤を提供し、その特徴として、JVMによるプラットフォームの独立性、豊富な標準クラスライブラリ、そして開発ツールの充実があります。
Java SEは基本的な機能を提供し、デスクトップアプリケーション開発に向いています。
Java EE(Enterprise Edition)の特徴
Java EE(Enterprise Edition)は、エンタープライズアプリケーションの開発に特化したJavaのエディションです。大規模な企業システムやWebアプリケーションを構築するための豊富な機能とAPIを提供します。
エンタープライズシステムの基盤
- 分散処理: 物理的に離れた場所にあるソフトウェアの機能を他のソフトウェアが利用できる
- サービスディスカバリー: ネットワーク上にあるソフトウェア群から目的のものを探し出す
- データ保存と再利用: 連携した情報を保存し、後から再利用する
- トランザクション管理: 一連のデータ処理が確実に行えることを保証
- 疎結合: 連携するソフトウェアが変更されても影響を受けないようにする
主要なAPIとフレームワークの提供
- ServletとJSP: Webアプリケーション開発
- EJB(Enterprise JavaBeans): ビジネスロジックの実装
- JPA(Java Persistence API): データベースアクセス
- JAX-RSとJAX-WS: Webサービスの開発
開発とデプロイのサポート
- 開発ツール: Eclipse、IntelliJ IDEA
- アプリケーションサーバー: GlassFish、WildFly
- 標準化: 互換性と移植性の確保
Java EEは、エンタープライズシステムの基盤を提供し、主要なAPIとフレームワーク、開発ツールとサーバーのサポートを備えています。これにより、企業向けの大規模システムの開発と運用が効率的に行えます。
Java EEはエンタープライズ用途向けの機能をセットで提供し、大規模システムに適しています。
Java ME(Micro Edition)の特徴
Java ME(Micro Edition)は、リソースが限られたデバイス向けに設計されたJavaのエディションです。携帯電話、セットトップボックス、家電製品などの組み込みシステムで動作するアプリケーションの開発をサポートします。
組み込みシステム向け
- 軽量なAPI: リソースが限られたデバイスでも効率的に動作します。
- ポータビリティ: さまざまなデバイスで動作します。
3つの要素
- コンフィギュレーション: 基本的なライブラリと仮想マシン。例: CLDC(Connected Limited Device Configuration)
- プロファイル: 特定のデバイス向けのAPIセット。例: MIDP(Mobile Information Device Profile)
- オプショナルパッケージ: 特定の技術をサポートする追加API。例: Bluetooth通信
デバイス間の連携とセキュリティ
- デバイス連携: Bluetoothなどの通信をサポート。
- セキュリティ: サンドボックスモデルで安全な実行環境を提供。
Java MEでは、JVMの他にKVM(Kilo Virtual Machine)という小型ハードウェア向けの仮想マシンも用意しています。
Java MEはリソースが限られたデバイス向けに設計されており、コンフィギュレーション、プロファイル、オプショナルパッケージの3つの要素から構成されています。
まとめ
Java SE
- JVMが含まれる: Javaプログラムを実行する仮想マシン。
- GUIアプリケーション開発に向いている: JavaFXやSwingを提供。
- 大規模システム向けの機能をセットにして提供していない: 基本的な機能に特化。
- 仕様のみを提供していない: 具体的な実装も含まれる。
Java EE
- 仕様だけを定め、実装は各社が提供している: 各社が異なるアプリケーションサーバーを提供。
- Java SEの範囲を含む: SEの機能をベースにしている。
- エンタープライズ用途向けの多くの機能をセットしたもの: トランザクション管理、セキュリティ、Webサービスなど。
- 携帯電話のようなリソースが制限されたデバイス向けの機能は提供していない: 大規模システム向け。
Java ME
- Java SEの機能の一部を抜き出したエディション: リソースが限られたデバイス向け。
- コンフィギュレーション: 最も基本的なライブラリと仮想マシン。
- プロファイル: 特定のデバイス向けのAPIセット。
- オプショナルパッケージ: 特定の技術をサポートする追加API。
- KVM(Kilo Virtual Machine): リソースが限られた小型デバイス向けの仮想マシン。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!